そして令和へ
平成が終わり令和へと元号が変わりました。
202年ぶりの生前退位ということで歴史的瞬間でもあります。もしかしたら私が生きている間にもう一度元号が変わるかもしれませんね。
平成は私が小学校に入学する年に変りました。まだ景気が良く、経済だけでなく街並みも昭和の雰囲気を残している時でした。
ほどなくしてバブルがはじけ、平成9年(1997年)には金融のグローバル化や緊縮財政により大手の証券会社や銀行の倒産、合併が相次ぎ本格的な経済的不況となりました。
俗に言う失われた20年ですね。
不況ばかり取りざたされることが多い平成ですが、まず平成は日本としては戦争がなかったということは良かったと思います。
(世界では戦争があり日本も多少なりとも加担したことは残念です。)
また技術の発展により未来を感じさせるワクワク感もあります。特にインターネットやスマートフォンの普及により、コミュニティの発展と知識の共有などなど、できることが増えたように感じます。もちろん使い方次第ではマイナスの面もありますが。
これからは平成も古いとか言われるようになるんでしょうね。でも古くても良いものは良い、悪いものは悪い。昔は良かったというのは止めて前向きに進んでいける時代になることを望んでいます。江戸時代、明治、大正、昭和、平成と今一度、日本の歴史を振り返って良いものを残し、もしくはさらにアップデートして行けたらと思います。
令和がみなさんにとってよりよい元号となりますようお祈り申し上げます。