とある地方の個人事業主

新しいワークスタイルの提供 仕事をもっと楽しく、より前へ

人口オーナス期のポイント

前回

sole-tt.hatenablog.com

 

 

 

人口オーナス期のポイント

 

・生産年齢人口だが労働参画できていない人をどれだけ参画できるか

(女性・障がい者・介護者) 

少子化対策として有効な対策をどれだけできるか

 ・長期的な労働力確保

 ・安心して出産できる環境

 ・出産での人口増加だけに期待するのではなく、出産が少ない前提の対策も必要

 (ITなどの活用)

 

人口ボーナス期に経済発展しやすい働き方

 

・なるべく男性が働く

 重工業の比率が高いため 

・なるべく長時間働く

 早く安く大量に作って勝つためには、時間=成果に直結するから (直結していた)

・なるべく同じ条件の人を揃える

 均一な物を沢山提供することで市場ニーズを満たせる。労働力は余っているので転勤や残業でふるい落として、残るために必死になることで忠誠心を高める手法が経営者として有効、労働者の立場は弱く、一律管理することが出来る。

 

人口オーナス期に経済発展しやすい働き方

 

・なるべく男女ともに働く

 頭脳労働の比率が高い、かつ労働力は足りないので使える労働力はフルに活用する 

・なるべく短時間で働く

 時間当たりの費用が高騰する(日本人の時給は中国人の8倍、インド人の9倍)ので体力に任せて働かせず、短時間で成果を出すをトレーニングを徹底的にしないと利益が出ない、男性も介護で時間に制約が発生している。

・なるべく違う条件の人を揃える

 均一な物に飽きている(余っている)市場なので、常に違う価値を短サイクルで提供する必要がある、 労働力は足りないので転勤や残業の可否で足きりをすると介護する男性も皆ふるい落とされる、育児・介護・難病・障がい等を労働するうえでの障壁にしない労働環境の整備が重要

 

 以上のことから今までの働き方も間違ってはいないことが分かります。しかし社会の情勢は変わりました。

 

sole-tt.hatenablog.com

 

 近頃の若いもんは、これだからおじさんはと文句を言うのではなくそれぞれの時代背景を理解して問題を解決していくことが建設的かと思います。

 

 江戸時代、戦前後でも産業構造、人口構造がまったく変わります。歴史の話になると長くなるのでそちらはまたの機会がありましたら書こうかと思います。