とある地方の個人事業主

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実稼働時間と待ち時間

トヨタ生産システムの指導者は、「トヨタですら実稼働時間と待ち時間は1:300である」と言っています。そして人間の潜在的能力は仕事の中では10~15%ほどしか活かされていない、つまり企業組織は付加価値に変換できるエネルギーを、ほんのわずかしか使ってはいないということになります。


TOCで仕事に余裕ができたという企業は多いです。しかしながら、その余剰時間は適量はBufferとして使用するとしても、余りある余剰時間を社員がどのように活かすかで企業の業績は大きく変わります。経営者ではなく社員が自主的に行動するためには、社員の側のメリットが必要になり、同時に企業側も維持するためのメリットも必要になります。より付加価値を増大しようとすれば、双方に明確な数値的メリットが必要となることは当然のことです。