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要介護者数と介護離職者の増加

 下記の図は2020年の日本の人口ピラミッドです。

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 2020年のデータでは70歳前後と45歳前後に人口の山があります。

・70前後  団塊の世代

・45歳前後 団塊Jr.

 

 実は働き盛りの男性が両親の介護のために離職する事例が増えています。身も蓋もないのですが今時点では働き盛りの男性に会社を辞められると会社はすごく大変ではないですか?決して女性を軽視している訳ではありませんが、現状の日本では就業者は男性が多く、重要なポストを任されている割合が多いです。

 

要介護者は60代後半から70代前半で跳ね上がる

 これは2015年あたりのデータなので、現在70歳を超えている方は元気な方が多いと思いますし、多少後ろにずれ込んでいくと思われます。とは言え介護は重篤化してから平均10年なので離職して専念は現実的ではなく、両立が重要となります。

 

・介護離職は年間10万人を超えたが、対策を打たなければこれから増えると予測される

 (2015年時点)

特別養護老人ホームの待機人数は52万人

・待機児童は5.5万人(2018/4時点)

 

 別の観点から見てみると、これから団塊の世代の方々がたくさん亡くなる時期が来ます。その時は食品などを中心に売上が減少すると考えられます。企業は今のうちから人口減少に対する経営戦略を練っておく必要があります。